○私たちは「この街が好き」と心から言えているでしょうか?

  我が街「根室」は人口減少、少子高齢化を含めたくさんの問題や課題が存在しています。それらの問題は、病気に例えるならば、諦めや無関心などの悲観ムード が蔓延し、発する咳は悪口となり、子供たちにまで感染していく「根室風邪」のようで、今ある課題が複雑化さらには多様化、そして継続化しているのが現状で はないでしょうか。蔓延した根室風邪に対向するには、「病は気から」とも言うように、我々地域住民の気持ちが大切になってきます。数々の問題に目を向け、 解決への糸口を掴むには、この街を楽しむ心、この街への愛郷心が根底になくては始まりません。そして、楽しみを持ちながら生きていく事はこの街にとっての 最高の活力源となり、街の最大の魅力とは、この街に住む「人」だと言えます。だからこそ、ひとづくり、まちづくり事業を行う上でまず我々根室青年会議所メ ンバーが魅力ある地域のリーダーとして我が街「根室」を率先して大いに楽しみながらも創造発信し、この街を最高に愛していかなければなりません。最高のま ちづくりは人づくりから。最高の人づくりは楽しみから。最高の楽しみは笑顔から。最高の笑顔は根室青年会議所からとして、たくさんの地域住民を巻き込み、 地方住民を呼び込みながら、可能性と夢を模索し、愛郷心ある人づくりによる、元気で笑顔溢れるまちづくりの活動を実践していきます。

○この街に住む子供たちは「この街が好き」と心から思えているでしょうか?

  時代は急速に変化しています。その変化は生活の利便性や機能性が重視されていき、一人称で目的が完結され、人とのコミュニケーションを一番に排除する時代 になりました。子供たちの遊びの場も、小さなフィールドへ移動し始め、遊びの主流も、与えられた物やルールの上での自己完結できてしまう物が多くなってき ていると思います。そして、この根室に住む子供たちも少子化の波を受け、家族や学校以外の人や地域と接する機会が少なくなってきていると感じます。我々青 年会議所メンバーは人の親、地域の大人として子供たちと、この「根室」というフィールドで一緒に、笑顔溢れる思い出づくりができる場を増やし、提供してい かなければいけません。笑顔は連鎖する最高のコミュニケーションであり、思いやりを育む感情表現です。この街に住む子供の笑顔はこの街の宝であり、この街 を元気にする光です。地域での思い出はやがて愛郷心となり未来へ繋げるランドマークにしなくてはなりません。子供たちの夢を育み、地域住民の明るい未来と なるよう、熱い想いを持ち豊かな心を育む青少年育成事業を実践していきます。

○どうしたら「この街が好き」と言えるでしょうか?

  「アイラブ根室」この直球で恥ずかしく、ダサくて、カッコ悪い簡単な言葉は、本当にこの街に想いがないと口からは出て来づらいと思います。しかし、満面の 笑みで自信と誇りを持ち「アイラブ根室!」そう叫ぶ事は地域住民として、とても大事でかっこよく、誰にでも出来るまちづくり運動ではないでしょうか。そし て、我々青年会議所メンバーは率先してこの言葉を言っていきたいと思います。この一年、愛郷心を持ってダサく、カッコ悪く、泥臭く、でも大いに笑い、楽し みを連鎖させながら、時にはつまずき転びながらも、立ち上がった時には笑顔で「アイラブ根室!」と口に出し、地域の愛情を育み、力強くも笑顔で魅力ある青 年団体として率先して行動して参ります。

事業計画
1.会員資質向上事業の実施
2.まちづくりに関わる事業の実施
3.青少年育成事業の実施
4.3分間スピーチの実践及び能力向上
5.地域事業への参画・協力
6.ねむろ名産市(仮称)への参画・協力